うちの秘蔵っ子(その3) 〜過去ログから(2008年5月11日)

今日は台風直撃で仕事がキャンセルになってしまいました。あいた時間にまたまた過去ログの虫干しです。

第2弾はマイバイクの話。なぜか「その3」からのスタートですが(笑)


       *       *       *

うちの秘蔵っ子(その3)


前回の「次男の紹介」からだいぶ間があいてしまいましたが,「愛車自慢第3弾」です(笑)

購入したのは2002年の3月でしたから,もうかれこれ6年たつのですねえ,時間がたつのは早い!

その頃は,自転車趣味に25年ぶりに復帰して2年目で,とにかくサドルにまたがっているのが楽しくて
仕方がない時期でした。

前年8月の「乗鞍」をふり出しに耐久レースやマスドのレースにも出てみたりと,ずっ〜とスポーツとは
縁のなかったオッサンがにわかにアウトドアづいてきて,ネットを介しての友人知人もできた。


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さらにいくつかのショップや実業団選手の練習にもまぜてもらって,生活の中心がとにかく「自転車」に
なっていった。

自分のレベルも上がってゆくし,目も肥えてくるし,「乗鞍」だってカンタンに「70分切り」のレベルに
到達するんじゃないかと錯覚していた(笑)

(10kg強の重いクロモリ車で出た初めての「乗鞍」タイムが81分だったので,自転車が軽くなれば
 10分くらいすぐに縮まると思いこんだのでした。違うんだなあ,ホントは)

まあ,ゆけゆけドンドンのハッピーな自転車万歳!の時期だったわけですね。






そんなある日の練習帰りに,やってしまいました。事故りました。

自分の不注意で,というか練習の疲れでボーっとした思考力停止状態で,赤信号の交差点に進入。
左側からきたクルマのバンパー,次にフロントガラスに激突して,5mほど飛ばされました。

気がつくとガラスが大破したクルマから離れた路上に横たわり歩けない。すぐに救急車が来ましたから,
たぶん15分は気を失っていたのでしょう。

幸いに左足の腓骨骨折だけですみましたが,我ながら「バイク・ジャンキー」だったと思うのは,生まれて
はじめて乗せられた救急車の車内で最初に頭に浮かんだのが「これで,ひょっとしたら(保険金で)
新しい自転車が買えるかもしれない...」という不埒な考えだったこと。アホですね。


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実際には,当然ボクの過失が最大要因の事故ですから,保険会社の査定は「8:2」でボクの責任。
ちゃんと保険制度は公平にはたらきました。

じゃあ,それで「新しい自転車」をあきらめたかというと,あきらめなかった。

事故は2月に起こしたのですが,その前に行きつけの「サンワサイクル」で見たあるフレームが頭から
離れない。

松葉杖をつきながら,保険のことでサンワさんに手続きのお願いに出むくと,ボクのことをじぃーと見ている,
そのフレームが。きっと「一目惚れ」だったのでしょう,お互いに(笑)


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あろうことか,骨折が完治しないうちから,通勤用のフラットバーバイクを買って(それも楽しかった),
走り始めたことは前に書きました。

それと前後して「憧れのデ・ローザ」を発注しているんですから,ボクにとっては「憧れ」でも,家庭内では
「アホやね」でした(爆)


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閑話休題。

以前リンクを紹介した70年代のメルクスのレプリカと比べていただくとよく分かると思いますが,
(70年代のメルクスはイメージ的にも技術的にもほぼ「ウーゴ御大の自転車」そのもの)
ボクがこの2001年式の「デ・ローザ・メラク」を一目で気に入ったのは,鉄からアルミの時代に変わっても
まだ昔のデ・ローザの「しゅっとした」雰囲気を残していたからです。

乗り心地は第一線のレーシング機材らしく,よく言う「パリッとした」アルミの感触ですが,雑誌などの
評価ほどはボクには「固い」印象はありません。

たとえて言えば「高級料亭のカラっと揚がった天ぷら」のような味わいかな(笑)

味わいはともかく,昔の舶来ロードレーサーの「高嶺の花」ぶりを知るボクのようなオッサン自転車乗りに
とっては,自分が「あのデ・ローザに,しかもカンパで組んだデ・ローザに」乗れるなんて,夢のような出来事
なんですよ。ありがたや,ありがたや〜。


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*My Derosa Merak の主なパーツ構成(写真は購入当時のもの)

●フレーム:Derosa Merak ’01モデル(サイズ520mm)

●ホイール:カンパ・ニュートロン(クリンチャー)

●コンポ:2002カンパ・レコード10s

  *フロントギア:52x39T/170mmクランク

  *カセットスプロケット: 12-25

●ハンドル:ITMミレニアム

●ハンドルステム: ITMミレニアム110

●サドル: セライタリアFlightGel→fizi:kアリオネ(青)

●シートポスト:カンパ・レコード

●タイヤ:ユッチンソンカーボンcomp/700x23c→ 同 フュージョンcomp/700x23c

●チューブ:SCHWALBE-SV20(ブチル)

●ボトルケージ:Elite Ciussi(アルミ)→ Elite Pace(カーボン黒) 

●バーテープ:シルバ(白+青)


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この年の夏,ボクのイケイケパワーはまだまだ全開で,イタリアに旅行した際に,「デ・ローザ工房のある
ミラノ北部の町クザーノ・ミラニーノの隣町」へも出向きました。

えっ,何で「隣町」に行ったかって?

そりゃあ,ボクの下調べ不足で,ちゃんと地図で詳細を確認しないままに出かけたからです(爆)

ミラノを出てから,国境を越えてクルマで南フランスに長距離を移動する日だったのですが,クザーノと
同じような大都市近郊の工業団地の「隣町」でぐるぐる回って迷い,たどり着けずにタイムアウト。

そんなトホホなこともあったのため,翌夏また懲りもせずに出向いた工房では,入ったとたん目の前に
ウーゴ・デ・ローザ御大がいてはって,ボクがカチンコチンになってしまったのは,前にも書いたとおりです。

びっくりしたなあ,うれしかったなあ,舞い上がってしまいました。

(上の写真はそのときのもの。子どものように緊張している,ちょっと恥ずかしい写真です)


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*これは砂田弓弦さんの『イタリアの自転車工房物語』から拝借した写真。当時のウーゴさんの雰囲気が
 よく出ています。


握手した手は柔らかく温かでした♥(笑)
Commented by るみちゃん at 2016-09-23 18:06 x
うぉ!ウーゴさん本物だ!
職人っぽい雰囲気ががんがん出ていますね~。
Commented by ペダル at 2016-09-23 21:02 x
でしょう〜?工房のドアあけたら思いがけず
目の前にご本人が立ってらっしゃって,それはもう。

人に会ってあんなにドキドキしたのは後にも先にも
ウーゴさんに会ったときが一番です!
by pedalweb | 2016-09-20 15:25 | 自転車パーツ&ウエア | Comments(2)