グランフォンド京都(Part1)と来夏の遠征計画
2011年 10月 15日
ようやく先週末のグランフォンドをふり返る時間ができたので,備忘録的に少し書いてみます。
おっとその前に,来年の海外遠征のことを少し。
来週の月曜日に来年の『ツール・ド・フランス』の正式なコース発表が予定されていたのですが,
主催のASOのホームページにうっかり手違いで日程がアップされてしまい,早くもステージ情報が
流出してしまっています。たとえば,こちら。
と同時に,『ツール』の山岳ステージの前日に例年行われる『エタップ・デュ・ツール』の2012年版も
日程とルート情報が流出。
どうやら,翌日に行われる本番の「第12ステージ」の前日7月11日にアルプス地方で開催される模様。
う〜ん,ボクは仕事の関係で,どうしても例年7月15日以前に渡欧することができません。
なので,『エタップ』がピレネー山岳での開催(来年は7/16あたり)なら参加できるのですが,
このアルプスでの日程なら無理。残念〜〜!
*『グランフォンド京都』での一コマ。エイドステーションでふるまわれた鹿肉カレーに大満足!の図。
一緒に走った仲間のユッキーさんの写真を使わせていただきました。ユッキーは写真うまいなあ。
彼の写真以外はiPhone4によるもの。
めげずに,何とか来夏にヨーロッパでのサイクリングイベントに出て楽しみたいと少し調べたのですが,
なかなかピッタリなものがありません。
たとえば,『グランフォンド・カンパニョーロ』は6月。『ラ・マルモット』は7月上旬。
『グランフォンド・コルナゴ』は9月上旬,といった具合です。
今のところ一番現実味があるのは『グランフォンド・ピナレロ(ピナレロ・マラソン)』。
これなら期間も大丈夫。
ピナレロ本社のあるトレヴィーゾの町から出発するコースも悪くないし。
日本からのツアーも出ていて,効率よく自転車系観光スポットを巡るプランが含まれるので,
それを利用する手もあるし,と。
もしかすると「ユッキー割引」なんてあるかもしれないし(謎の笑い)
もう少し海外のツアーも調べてみたいと思います。
さて,『グランフォンド京都』です。Part1は「前日篇」。
土曜の朝JR京都駅に集合して「特急はしだて1号(9:25発)」に乗車。連休初日とあって,
自由席待ちの列ができていましたが,何とか全員着席。
自転車を入れた輪行袋をおさめる場所も,今回の前日行ツーリングを企画してくれた
ヒロさんが車内を手際よく駆けまわって確保。ヒロさん,ありがとう!
予定では,天橋立で北近畿タンゴ鉄道の「たんごリレー81号(11:29発)」に乗り換え,となって
ましたが,ひとつ手前の宮津の方が乗り継ぎが便利そうなので,宮津で乗り換え。
ローカル線の田舎駅のホームをみんなで輪行袋かついでウロウロするのは楽しいなあ(笑)
30分ほどの乗車で,ほどなく木津温泉駅に到着(12:06)。
駅員さんというか,近所に住むアルバイトみたいな女性がひとり出てきて改札。
駅を出たところで,暇つぶしに降車客相手のおしゃべりに来たジイさんから「冬の丹後半島の天気の
悪さ」についてレクチャーを受けつつ,自転車を組み立て。のどかさ満開です(笑)
駅から2キロほど離れた夕日ヶ裏温泉の「宿」に荷物を置いた後は,『グランフォンド』の受付がてら
近所のサイクリングへ。
途中,お昼の腹ごしらえにとヒロさんが案内してくれたのが,予想外なオシャレスポット。
久美浜湾に面した兜山(かぶとやま)のふもとにある「レセプションガーデン」。
ボクはまったく予備知識なく行ったので,その洗練されたロケーションと店のたたずまいにビックリ。
いえいえ,丹後半島にオシャレなカフェが似合わないとか,ヒロさんがそんな所に詳しいのが変だ
とかいう意味じゃなくて,「オヤジサイクリング」っぽい漁港の食堂かなんかを予想していたので,
意表を突かれたのですね。いひょ〜(爆)
席についてから,ここが神戸に本店のあるアパレル雑貨の「Bshop」の直営店だと聞いてナットク。
いやむしろ,わが家では「ボーダーシャツ系」と読んでいる,イマドキな草食系セレクトショップが
「食べる」方も充実したサービスをしているのに感心したのでした。
ボクは「さんまのアラビアータ」のパスタをいただいたのですが,美味しかったですよ,文句なしに。
こちらは店員さんおすすめの「地元で取れたてのカレイの欲張りランチ」(←そんな名前じゃないけど)。
大きなプレートを前にmijiさんの笑顔がこぼれる,の図。
すっかりくつろいで,デザートもしっかりよばれて,翌日ハードな山岳系『グランフォンド』を走るなんて
アタマの中から消え去ってしまいました。
いやあ,良いお店を教えてもらいました。これだけ食事のレベルが高ければ,奥さんと泊まりの
ドライブに来てもいいかなあ。ホテルも併設されているし。あたりの浜辺をポタリングするのも
楽しそうだしね。ここオススメです。
*Raphaな自転車男子&女子が食後に何かを見下ろすの図(笑)
もちろん,オヤジメインのツーリングがこんなオシャレな場所だけで終わるはずがありません。
あたり前のように地酒を求めて酒蔵へ。今回はすぐ近くの「木下酒造」へ。
あれやこれやと店主と相談しながら買い込んだ酒瓶は収まりのいいサイクルジャージのリアポケットに。
ワインで言う「ハーフサイズ(720ml)」の酒瓶って,真ん中のポケットにぴったり収まるんですよね(笑)
中には肝心のお酒よりも「地酒ソフトクリーム」に舌鼓を打つ人も。
ちょっといただきましたが,たしかに酒糀の香りがする!
こうして夜の宴の準備も万端整えて,「八丁浜シーサイドパーク」へ。
京都車連の受付は,この砂丘の公園の真ん中。
受付のオッチャンたちも,いかにも昔からの京都の自転車愛好家然とした方々で,
この『グランフォンド京都』が第1回の新しいイベントながら,京都車連らしい,
「和気あいあいとした,でもちょっとイケズな所もある」あの伝統に則ったイベントなんだと再確認。
沖で波と戯れるサーファーたちを眺めながらホッコリしていると,本番で牧羊犬役をしていただく
三船元プロの「マサヒコミフネドットコムサイクリングチーム」の皆さんも到着。
なんと,京都から『グランフォンド』のコースを逆走して自走で到着とか。翌日も走るのに!ひょえ〜!
こうして受付も無事すませて,文字通りサンセットの美しい「夕日ヶ浦温泉」の宿へと,
のんびり峠の裏道を登り降りして帰ったのでした。
あっ,もちろん,宿に戻って風呂に入った後は大宴会でしたよ。
丹後半島の美味しい海の幸に舌鼓を打ち,買い込んだ地酒で乾杯!
布団を引いてもらってからは,「オッサンの修学旅行」よろしく,自転車ネタ満載のバカ話に
笑いながら,いつしか寝落ちしていました。だって,前夜は徹夜でしたもん。ふわぁ〜。
(続く)
おっとその前に,来年の海外遠征のことを少し。
来週の月曜日に来年の『ツール・ド・フランス』の正式なコース発表が予定されていたのですが,
主催のASOのホームページにうっかり手違いで日程がアップされてしまい,早くもステージ情報が
流出してしまっています。たとえば,こちら。
と同時に,『ツール』の山岳ステージの前日に例年行われる『エタップ・デュ・ツール』の2012年版も
日程とルート情報が流出。
どうやら,翌日に行われる本番の「第12ステージ」の前日7月11日にアルプス地方で開催される模様。
う〜ん,ボクは仕事の関係で,どうしても例年7月15日以前に渡欧することができません。
なので,『エタップ』がピレネー山岳での開催(来年は7/16あたり)なら参加できるのですが,
このアルプスでの日程なら無理。残念〜〜!
*『グランフォンド京都』での一コマ。エイドステーションでふるまわれた鹿肉カレーに大満足!の図。
一緒に走った仲間のユッキーさんの写真を使わせていただきました。ユッキーは写真うまいなあ。
彼の写真以外はiPhone4によるもの。
めげずに,何とか来夏にヨーロッパでのサイクリングイベントに出て楽しみたいと少し調べたのですが,
なかなかピッタリなものがありません。
たとえば,『グランフォンド・カンパニョーロ』は6月。『ラ・マルモット』は7月上旬。
『グランフォンド・コルナゴ』は9月上旬,といった具合です。
今のところ一番現実味があるのは『グランフォンド・ピナレロ(ピナレロ・マラソン)』。
これなら期間も大丈夫。
ピナレロ本社のあるトレヴィーゾの町から出発するコースも悪くないし。
日本からのツアーも出ていて,効率よく自転車系観光スポットを巡るプランが含まれるので,
それを利用する手もあるし,と。
もしかすると「ユッキー割引」なんてあるかもしれないし(謎の笑い)
もう少し海外のツアーも調べてみたいと思います。
さて,『グランフォンド京都』です。Part1は「前日篇」。
土曜の朝JR京都駅に集合して「特急はしだて1号(9:25発)」に乗車。連休初日とあって,
自由席待ちの列ができていましたが,何とか全員着席。
自転車を入れた輪行袋をおさめる場所も,今回の前日行ツーリングを企画してくれた
ヒロさんが車内を手際よく駆けまわって確保。ヒロさん,ありがとう!
予定では,天橋立で北近畿タンゴ鉄道の「たんごリレー81号(11:29発)」に乗り換え,となって
ましたが,ひとつ手前の宮津の方が乗り継ぎが便利そうなので,宮津で乗り換え。
ローカル線の田舎駅のホームをみんなで輪行袋かついでウロウロするのは楽しいなあ(笑)
30分ほどの乗車で,ほどなく木津温泉駅に到着(12:06)。
駅員さんというか,近所に住むアルバイトみたいな女性がひとり出てきて改札。
駅を出たところで,暇つぶしに降車客相手のおしゃべりに来たジイさんから「冬の丹後半島の天気の
悪さ」についてレクチャーを受けつつ,自転車を組み立て。のどかさ満開です(笑)
駅から2キロほど離れた夕日ヶ裏温泉の「宿」に荷物を置いた後は,『グランフォンド』の受付がてら
近所のサイクリングへ。
途中,お昼の腹ごしらえにとヒロさんが案内してくれたのが,予想外なオシャレスポット。
久美浜湾に面した兜山(かぶとやま)のふもとにある「レセプションガーデン」。
ボクはまったく予備知識なく行ったので,その洗練されたロケーションと店のたたずまいにビックリ。
いえいえ,丹後半島にオシャレなカフェが似合わないとか,ヒロさんがそんな所に詳しいのが変だ
とかいう意味じゃなくて,「オヤジサイクリング」っぽい漁港の食堂かなんかを予想していたので,
意表を突かれたのですね。いひょ〜(爆)
席についてから,ここが神戸に本店のあるアパレル雑貨の「Bshop」の直営店だと聞いてナットク。
いやむしろ,わが家では「ボーダーシャツ系」と読んでいる,イマドキな草食系セレクトショップが
「食べる」方も充実したサービスをしているのに感心したのでした。
ボクは「さんまのアラビアータ」のパスタをいただいたのですが,美味しかったですよ,文句なしに。
こちらは店員さんおすすめの「地元で取れたてのカレイの欲張りランチ」(←そんな名前じゃないけど)。
大きなプレートを前にmijiさんの笑顔がこぼれる,の図。
すっかりくつろいで,デザートもしっかりよばれて,翌日ハードな山岳系『グランフォンド』を走るなんて
アタマの中から消え去ってしまいました。
いやあ,良いお店を教えてもらいました。これだけ食事のレベルが高ければ,奥さんと泊まりの
ドライブに来てもいいかなあ。ホテルも併設されているし。あたりの浜辺をポタリングするのも
楽しそうだしね。ここオススメです。
*Raphaな自転車男子&女子が食後に何かを見下ろすの図(笑)
もちろん,オヤジメインのツーリングがこんなオシャレな場所だけで終わるはずがありません。
あたり前のように地酒を求めて酒蔵へ。今回はすぐ近くの「木下酒造」へ。
あれやこれやと店主と相談しながら買い込んだ酒瓶は収まりのいいサイクルジャージのリアポケットに。
ワインで言う「ハーフサイズ(720ml)」の酒瓶って,真ん中のポケットにぴったり収まるんですよね(笑)
中には肝心のお酒よりも「地酒ソフトクリーム」に舌鼓を打つ人も。
ちょっといただきましたが,たしかに酒糀の香りがする!
こうして夜の宴の準備も万端整えて,「八丁浜シーサイドパーク」へ。
京都車連の受付は,この砂丘の公園の真ん中。
受付のオッチャンたちも,いかにも昔からの京都の自転車愛好家然とした方々で,
この『グランフォンド京都』が第1回の新しいイベントながら,京都車連らしい,
「和気あいあいとした,でもちょっとイケズな所もある」あの伝統に則ったイベントなんだと再確認。
沖で波と戯れるサーファーたちを眺めながらホッコリしていると,本番で牧羊犬役をしていただく
三船元プロの「マサヒコミフネドットコムサイクリングチーム」の皆さんも到着。
なんと,京都から『グランフォンド』のコースを逆走して自走で到着とか。翌日も走るのに!ひょえ〜!
こうして受付も無事すませて,文字通りサンセットの美しい「夕日ヶ浦温泉」の宿へと,
のんびり峠の裏道を登り降りして帰ったのでした。
あっ,もちろん,宿に戻って風呂に入った後は大宴会でしたよ。
丹後半島の美味しい海の幸に舌鼓を打ち,買い込んだ地酒で乾杯!
布団を引いてもらってからは,「オッサンの修学旅行」よろしく,自転車ネタ満載のバカ話に
笑いながら,いつしか寝落ちしていました。だって,前夜は徹夜でしたもん。ふわぁ〜。
(続く)
by pedalweb
| 2011-10-15 21:22
| 自転車系イベント
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