シクロクロスツーリング車のススメ

今日は和歌山の海岸方面に走りに行くのですが,飲み過ぎて3時間睡眠のち起床。早すぎ(笑)

ということで,そろそろ終わりを迎える冬のシクロクロス・サイクリングの覚え書きをば書こうと思います。

ボクの周囲だけでも3人はボクに影響されて(たぶん)CX車で山サイをやろうと思い始めた方が
いらっしゃるようなので,もうひと押し背中を押さねばと(イヒヒヒ)。

これまで拙ブログを読んでいただいている方なら,ボクがシクロクロス的テクニックがないことも,
ヘタッピCX乗りで決してレースでも速くはないこともご存じだと思います。

あくまで「山道を楽しくツーリングするためのシクロクロス車のススメ」ということで,お読み下さい。


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まず,今のボクの知識(少ないですよぉ)の範囲で「走りやすい,かつぎやすい,買いやすい」と
思える自転車の条件は次の通りです。

1) フレームは軽くて丈夫なものを。となるとやはりべくレース実績などもあるシクロクロス用フレーム。
   当然,ワイヤー類の処理やブレーキ台座などはロードレーサーとはちがった専用設計のもの。 

   スティールのフレームも耐久性だけでなく雰囲気があっていいのですが,「かつぎ」を考えた場合,
   ある程度軽いスティールのフレームは案外高価なので,まずはカーボンフレームがおすすめ。

   ボクが今乗っているリドレーのX-FIREは実績もあって,オンロードでの走りも軽快。
   ロードレーサーを買い足す代わりに,このフレームで組んでスリックタイヤを履かせれば,
   「気軽に乗れるセカンドバイク」としても十分使えてお得だと思います。

   値段も,高額になってしまっているロードレーサーに比べれば,親しみが持てるレベルだし。

   なお,国内で流通している新品のシクロクロス用フレームは,秋からのCXシーズンが始まると
   アッというまに在庫がなくなってしまうようなので,探すなら夏の間がいいようです(ムフフ)。






2) ブレーキはCX車標準といってよいカンチブレーキでもいいのですが,山へ行くまでのオンロード
   での走行の安全性を考えると,もう少し制動力のあるミニVブレーキがおすすめ。

   ボクが今使っているのは,TRPのもの。カンチに比べると,構造上リムとブレーキシューの間が少し
   狭くなり泥詰まりしやすいという弱点はありますが,効きはロードレーサーのブレーキとほぼ同等。
   むしろ慣れないうちは急制動になりやすいので注意が必要なほどです。


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3) 変速関係では,脚力にもよりますが,フロントは46/36(できれば34)T,リアはロー側が
   28〜30T欲しいところ。

   ボクはカンパを使っているのですが,フロントは去年出たシクロクロス専用のシールドが強化された
   もの(BBへの水の侵入を軽減)。

   レースでも,ボクの脚力ならアウターは46Tで十分だと感じています(50T以上の出番なし)。

   インナーは36T。ホントは34Tが欲しいところですが,カンパのCX用クランクだとこのセットに。
   ちなみに,ロードレーサー用には52/39Tまたは50/34Tを使っています。

   リアは最初はロードレーサーで使っていた12-25Tを使っていましたが,トラクションがかけにくい
   オフロードの登りだとローが25Tでは不便。ショートゲージのリア変速機でもカンパだと13-29Tの
   スプロケットが使えると耳にして,さっそく使っていますが,俊敏ではないものの変速はできています。
   (ディレーラーはケンタウル)。


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4) ホイールは特にロードレーサーと比べて変わったものを使う必要はありません。

   シクロクロスのレースでは荒れた路面での走りやすさを求めてチューブラータイヤを
   使うことが多いですが,ツーリングでのパンク時の復旧を考えると,やはりクリンチャー。

   ロードレーサーとちがってオフロードで酷使することになるので,オンロードで使っていた
   お古のホイールがいいですね。ボクも10年以上前から使っている初代キシリウムです。

   もちろん700CのリムにMTBのようなブロックパターンの太いタイヤを履かせるのですが,
   あまり下りでムチャをしないなら,少しでも登りで軽い32Cがオススメ。

   これに路面に応じて2-3気圧前後の空気を入れて使います。

   どちらかというと,中級ランクくらいのタイヤの方が丈夫でパンクしにくいと聞いています。
   ちなみに,通販の『サイクルベースあさひ』のタイヤコーナーはやけにシクロクロスタイヤに
   力をいれています。CXレースの熱い男B!さんが担当だからでしょうか(笑)

   ボクはこれまでChallengeのGRIFO-PROを使用。

   これと一番安いパナレーサーのチューブ(700x27-31c用)の組み合わせですが,
   ほとんどツーリングではパンクしません。ヤバイ箇所は全部かついでますから(笑)


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5) そのほか,特にロードレーサーとくらべて違うパーツを揃える必要はありません。
   ただし,こまかな所では少し工夫も必要です。

   たとえば,ボトルケージはダウンチューブにはつけず,シートチューブにだけ。
   かつぎやすくするためです。

   ボクはここにツールボトルを差していますので,飲み水用のボトルは上の3枚目の写真のように,
   ステムの正面に。トライアスリートのようにサドルの後ろにケージを取り付ける手もありますが,
   かついだ時に後頭部にボトルが当たる可能性が大です。

   あとウェア関係ですが,かつぐ場面があると確実に背中が汚れます。
   たまにこけて泥や土がつきます。
   こけなくても,山道のかつぎで足元がズルッとすべってタイツに穴やキズがいくことも。
    
   ということで,ご自慢のカッコいい自転車ウェアは着ていかないのが一番です(笑)

   ただ,あまり黒っぽいウェアだと,山道で急に出くわしたハイカーを驚かせたり,山で狩猟の最中の
   ハンターに誤って撃たれる可能性がありますから(ヤブの中で鹿狩り中のハンターと遭遇した
   ことあり),明るい色の方がベターではありますね。

   そうそう,ひとつだけこの遊びのためにウェアを買い足しました。


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   ゴアテックス素材のMTB用ウィンターブーツです。
   小川を渡るときにどうしても浅瀬をジャバジャバ歩かなければいけない場面や雪の中の行軍で
   役立ちました(笑)冬の山道を歩くときはシューズカバーだとボロボロになって使えないんです。

   MTB用ウィンターブーツはあまり需要がないせいか,けっこう通販で安売りされています。
   これでもうちょっと歩きやすいといいのですが。

  
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*思ったより乗車で行けた六甲山縦走路。ただし,平日&極寒でハイカーの少ない日に。


さて,この2ヶ月の間に,ウチから無理なく自走で行けてシクロクロス車で走れそうな六甲山系の
オフロードも7割くらい実走できました。

ぼちぼちロードレーサー走りに切りかえていこうと思います。

あっ,Aさん,Mさん,Kさん,それからIさんも,「シクロクロスバイク買うモード」全開になりました?(笑)
Commented by hide@ at 2012-02-26 20:39 x
こんばんは

物欲を刺激する記事ですね〜
続きが気になります。
Commented by kota-bro at 2012-02-27 02:55
私もペダルさんの影響を受けつつあります。
でも、パリだと気軽に山に行けないので日本に帰ってからかな?

片山右京さんにも遭遇してたのですね。
アントニオさんもそうですが、まさに類は友を呼ぶ!ですね。
楽しそうで羨ましい。
Commented by ペダル at 2012-02-27 23:26 x
hideさん,お気に召していただけましたでしょうか?(悪魔のささやき)
Commented by ペダル at 2012-02-27 23:30 x
kota-broさん,MTBをお持ちなので,まずは郊外の森へ行かれては?
シャンティあたりの森なら,少し起伏もありそうな気も。

ただ,MTBだとシクロクロス車のようにかつぎは難しいのでしょうか。
フランスも冬のCXは盛んなようですから,ショップを覗かれてもいいかも。

森の素敵なお写真を撮られるのが楽しみです!
Commented by kota-bro at 2012-02-29 05:25
残念ながらMTBは実家(日本、秋田)に保管中なのでこちらには無いんです。
とりあえずは、ペダルさんの誘惑記事に負けず、オンロードで頑張りますよ~。
Commented by ペダル at 2012-02-29 22:49 x
kota-broさん,そうでしたね,MTBは実家の方に置かれているのですね。

ということで,ぜひ次の冬に向けてシクロクロス車を!(しつこい・笑)

ところで,そちらで懇意にされている自転車ショップってあるんでしょうか?
by pedalweb | 2012-02-26 06:06 | シクロクロス | Comments(6)