乗鞍のリザルト

やっと乗鞍のレースの話を書く時間がとれました。いやアタマの整理がやっとできたと言うべきか(笑)

去年に続き今年も『乗鞍』は天候不順のため短縮コース。さいわい去年のように終始雨上がりの霧の中
での走行を強いられるようなことはなく,CP2の位ケ原小屋の先,大雪渓の少し手前がゴールでした。

本来のゴールより2kmほど短くなったコースだったのは残念ですが,肌寒い雲の中を抜けて森林限界を
越えたとたんに青空が広がり富士見岳がくっきりと姿をあらわす好天で終わったのはとてもラッキー。

2週間前のツーリングに続いて,朝まで降り続いた前夜の雨がウソのように上がる爽やかなミラクル晴天
(集合時間はまだ雨でスタートは30分遅れでしたが)。山の神様に感謝感謝です。

さて,ボクのレースリザルトはと言いますと...あきまへんなあ(←不景気を嘆くナニワ商人の口調・笑)。

公式タイムは1時間11分37秒。50才代の「ロード男子F」カテゴリーで38位(完走558名中)

前後の順位の方の例年のタイムをもとに計算すると,本来のコースなら1時間15分±30秒相当?
2年前にくらべて2分落ち。短縮コースだった去年のフルコース想定タイムに比べて4分近い後退。

公式リザルトが発表されたときは,もしかするとフルコース換算で1時間20分(チャンピオンクラスの
足切りタイム)も割っているのでは?とかなり凹んでいました。


e0165831_0285262.jpg



冷静にふり返ると,このタイム落ちはまったく想定の範囲内の出来事。また,40才代のカテゴリーだった
最後の年の2009年に「惜しくも2002年のタイムにわずかに届かず1時間16分ちょい」というレベル
だったことを考えれば,50才代の半ばで1時間15分台に踏みとどまれたのは決して悪い出来では
ありません。

でも,でもねえ,人間一度甘い蜜の味を知ってしまうと,欲深になってしまうんですよねえ(笑)

そこで,楽しい話を書く前にちょっと今回のタイム落ちの内容をねっちりと分析してみました。






       *       *       *


まず,はっきりしているのは,タイムが落ちた原因は「機材」でもなく「直近のコンディショニング」でもなく,
あくまで「事前の練習量」だということ。

心拍もケイデンスも出力も計るためのギミックを使ってないボクですが,いちおう走行ログはガーミンから
Stravaにアップして,手元にもデータを残してはいます。

あらためて過去3年間のタイムと練習量の相関関係を見ると,そのあたりの実情を数字は雄弁に語って
いますねえ。


●6-8月の月間平均走行量と乗鞍の順位およびタイム

(月間平均)  走行距離     獲得標高   順位     タイム
2012年   1,050km      19,574m  上位4.1%   73分06秒
2013年   1,057km      24,614m    2.4%    72分[推定]
2014年     823km      18,826m    6.8%    75分[推定]


去年2013年は自分の自転車史上でも異例なほど夏に走れた年でしたが(とくに7-8月),今年は
その期間の数字がガクッと落ちてしまいました(とくに8月)。


e0165831_115338.jpg

*なんだかポッチャリしているように見えるぞ(笑)数字の上では例年と変わらない体型のはずなのですが
 (体重63kg,内脂肪率14%,BMI21といったところ)。


事前の練習量低下の一番の原因は何と言ってもエタップツアーへの参加。

7月の中下旬の仕事を8月に先送りしたカタチでツアーに参加しましたので,その時間の分だけ8月の
練習量が減りました。

また,フランスから帰国したあとの仕事やツーリング遠征の疲れが抜けきらないまま『乗鞍』にのぞんだ
ので,練習の絶対時間量とともに強度や密度も低くなっていたと思います。

第2の原因は,8月の台風と大雨。

ボクにとってホームグラウンドとも言える,六甲山系の道路が軒並み崩落などで通行止めになって
しまった夏でした。仕方なく通行可能なルートでリピート練習したり,周囲の標高が低い登りに出かけたり。

でも,練習でローラーを使わないボクにとっては,週末の雨と道路の閉鎖は確実に練習の機会を奪って
いました。

ということで,来年はもう一度「自己ベスト更新」を目標にチャレンジしなおしたいと思います。

とはいえ,できれば来年も夏にヨーロッパへは行きたいと思いますので,その分の練習量減少をどこで
どんなふうにカバーするかが大きな課題です。

*たぶん来年の夏の旅行は北欧へ。ここ2年ボクがイタリア・フランスへ自転車メインの旅行をしてきた
 ので,来年は家庭内事情優先の旅先選択になるわけです(苦笑)

たとえば,冬場のシクロクロスレースへの参加を控えて,その分もっとLSDを増やし,シーズン入りまでに
体力のボトムアップをはかるなんていうことも考えています(レースにはほとんど出ずに,会場まで150〜
200km程度ロードで往復自走してメインレースの撮影をするetc.)。

これは惜しくも今年また乗鞍のチャンピオンクラスで優勝を逃した(3位),地元の憧れのクライマーの
ヤベさんのレース後の言葉に刺激されて浮かんだ考えです。


e0165831_1215664.jpg

*表彰式のあとでヤベさんを囲んで。


2週間前のツーリングで,「これから乗鞍は仲間とわいわい行くツーリングで登って楽しめばイイかなあ」と
ちょっと思っていましたが,やっぱりレースに出てみて,またまだタイムを縮めたい自分がいました。

ヤベさんの「まだ乗鞍を卒業できない」という言葉はボクのレース後の感想でもあったのでした。

ということで,次は「楽しい乗鞍」の話を書かなきゃ。



*写真はいつものようにこちらに→flickr


*今回の使用機材

Look586SL,カンパコーラスセット,ギア(F)50-34(R)12-27
マヴィックR-SYS SLR,イクシオンクリンチャー *重量6.8kg
Commented by しげお at 2014-09-20 08:03 x
じゃぁCX会場にバイクとシューズ持って行っておくので、家~会場(自走)~レース~帰路(自走)ということでw
Commented by ペダル at 2014-09-21 11:20 x
しげおさん,愛のムチの提案ありがとうございます(笑)

それは最強メニューですが,残念ながら現在腰椎をいためていまして,
クロスへの参戦自体がフィジカル的に微妙なんです。
出れそうならお願いするかも...いやいや,自走参戦は堺くらいです(笑)
Commented by るみちゃん at 2014-10-03 12:55 x
似たような事やってます(^_^;)
やはりフルコース換算はしますよね。
自分も、いつものMy機材でフルコースだと13~15分くらいの計算です。

ただ、ゴール地点の天気が良く、すごい景色が楽しめたので
それですべてオッケー♪でした。
Commented by ペダル at 2014-10-05 10:24 x
るみちゃんさん,やっぱり換算されましたか(笑)
まだお若いからタイムはいくらでも縮められるのでは?

でも,乗鞍はタイムに関係なくホントに遠征した甲斐がありますよね。
皆さんに会えたのもすごくよかったです!
by pedalweb | 2014-09-14 23:30 | ロードレース/ヒルクライム | Comments(4)