ラファ・ライズ大阪〜秋の文化体育祭(ワイナリーめぐりの部)part1

この週末はラファのいわば「秋の文化体育祭」とでも言えるイベントに参加してきました。

題してRapha RIDES Osaka

これって世界中の都市を舞台に,その都市を知りつくしたサイクリスト(ガイドリーダー)たちによる
独創的なルートで,もっと街を深く知ろう!という好企画のひとつ。日本は大阪が舞台だったわけです。

オープニングとクロージングのパーティーのあいだに,全部で12のライド企画とトークショーなどの催し。

ライド企画は,走るルートの距離や高度がウリではなくて,あくまでも「大阪」という都市の文化や歴史を
掘り下げた,どっちかというと体育会的な色合いの薄い,いわば文化祭ノリのものばかり。

とても魅力的な企画がずらっと並んでいる中で,ボクが選んだのは『大阪ワイナリーツアー』。

大阪って実は戦前からの古いワイン産地なんですよ,ブドウ畑とワイナリーが広がる景色の中を走って,
ワインづくりの今と昔を知ろう!という好企画。

もちろん,サイクリングなので,途中のワイナリーでワイン試飲はできませんが,好きなワインの
知見を深め,自転車で走って地元大阪の歴史を学ぶなんて最高です。



e0165831_00350620.jpg


まずは金曜の夜,仕事を終えてラファ大阪へ。オープニングパーティーの最中に開催される『辻啓トークショー』を
聞くためです。

ビールを飲みながら,啓さんが『ジロ』や『ツール』で撮った写真の舞台裏や取材の苦心やトッププロの面白い
エピソードを聞くのは最高です。ツッコミ役のラファの矢野さんも手なれていて,良いコンビ。

啓さんも言ってましたが,地元大阪だと空気とノリが楽で気持ち良さそう(笑)
(啓さんは堺,矢野さんは東京生まれアメリカ育ちで,ラファに関わった頃は西宮のわが家の近所住まい)

知り合いもいっぱいで最後までおしゃべりしていたかったけれど,翌日のライドの準備もあるので,早めに
帰宅。さあ,ワイナリーだ!



e0165831_00570273.jpg


土曜の朝8時半にラファ大阪へ。知り合いよりも初対面の方が多いけれど,ブログ見てますと声をかけて
いただいたり,こちらからひとりでいる方には話しかけたり。

せっかくの「クラブライド(=社交サイクリング)」だから,ボクはできるだけいろんな人と話すように
しています。ふだんは割と人見知りする方だけど,こと自転車となると,不思議なことに社交性豊かな
人格に変わるんですよね(笑)

今回もそれが功を奏して新しく自転車仲間がふえて,さっそく次のライド企画を一緒に練ったりして
います。

いやあ,あらためて「自転車は優れたSNSツールだ」と実感。



e0165831_01045502.jpg


さて,9時すぎに出発。いよいよワイナリーめぐり。

地元以外に名古屋や広島,さらにはフランスからも参加者がいるので,ライドリーダーが
引いたルートは,観光ツアーよろしく大阪城のそばを通り抜けて,市内の南端の大和川へ向かいます。

途中,雨上がりのせいかパンクが2度あって,ペースはゆったりまったり。

もちろんその時間は,さっそく初対面のサイクリスト同士ならよくある,パーツ談義やルート話で
おしゃべりして,ぐっと互いの距離が縮まります。

ボクはフランスからお仕事の関係で日本に来てまだ2ヶ月目の京都在住のパリジャン,グザヴィエさんと
もっぱらおしゃべり。

いちおう学生時代はフランス関係の専攻だったものの,30年以上も観光旅行以外で使ってないボクの
ポンコツのフランス語と,たった2ヶ月の学習歴にしては驚くほど話せるザヴさんの日本語はほぼ同レベル(笑)

でも,サイクリスト同士だと「自転車」という共通のトピックがあるので,何とか話が通じるんですよね
(という気がしているという話です 笑)



e0165831_01094166.jpg


ふだんからよく走る大和川から石川につながるサイクリングロードは,あいかわらず先月の台風の置き土産の
泥んこロード。

ボクはひとりで走るときは,路面が乾いた平行して走る車道を選ぶのですが,ライドリーダーは1ミリの
ためらいもなく泥んこロードへ。しかもけっこうなペースで。

このあたりからボクは気がつきはじめます。あっ,エイタさんはいつものエイタさんの作法通り,今回も
ワイナリーめぐりという文化系要素だけじゃなく,がっつり走るときは走るよ〜という体育会系要素も
しっかり盛り込むつもりなんだと。

そして,参加している皆さんも,そんなん当たり前やんという涼しい顔で走れる人ばかり。

最近あまり走る時間をとれてないボクは,帰りの「足」も残しつつ走るペース配分を計算します。飲んでも
いないのに,終盤でヨタヨタの走りになるのもマズいですから(苦笑)



e0165831_01301416.jpg


そして,最初に到着したのは,R166(竹内街道)に面した「チョーヤ梅酒」。あのウメッシュの会社です。

ライドリーダーのエイタさんから,会社の来歴や使われている梅酒の材料(和歌山の南部梅)の話など
うかがいます。

実はエイタさん,本業はワインの販売で,なんと大阪市内にあるワイナリー兼レストランにお勤め。

そもそも大阪のど真ん中(中央区島之内)にワイナリー(ワイン醸造所)があるというのが驚きなのですが,
以前は「ポンテヴェッキオ」などでのキャリアがあって,ワインにとどまらず,ブドウの生育から販売,
さらにはレストランでのサービスまで精通してらっしゃる。

しかも,それだけでなく,醸造の現場でも仕事をされている。

*大阪市内では唯一のワイナリーで,許認可が降りるまで大変だったとか。

今回は彼が勤める会社所有のブドウ畑なども案内していただくので,いわばワインが作られる「クリマ(畑)」
から,それがテーブルで供されるお店まで,「ワインの一生」を追いかけるツアーになっているわけです。

いやあ,何て奥深いツアーなんだ!



e0165831_01461386.jpg


このあとは竹内街道から離れて,いよいよ羽曳野地区のブドウ畑やワイナリーの訪問。

しょっちゅう走っている南大阪の「グリーンロード」のすぐそばに,こんなにディープな場所が
あるとは思ってもいませんでした...


(続く)







by pedalweb | 2017-11-13 01:48 | 自転車系イベント | Comments(0)