西六甲シクロクロスツーリング
2017年 12月 08日
だいぶ間があいてしまいましたが,先月最後の週末日曜の西六甲でシクロクロス遊びのレポートです。
おりしもボクの自転車仲間のSNSにはシーズンインしたシクロクロスレースの写真や記事が花盛り。
みんな楽しそうだなあ,元気だなあ,やっぱりCXはレース会場もアットホームで良いなあと,
走ったあとの高揚感を思い出しますね。
野辺山には行けなかったけど,せめて関西CXはどこかのタイミングで観戦に行かなきゃと思います。
CXのシーズンがボクの場合は一年で一番忙しい時期と重なること,強度の高いレースを走ったあとの
数日間の疲労(回復)が仕事にさしつかえること,この2つの理由で,2シーズン前から参戦しなく
なりましたが,やはり冬場の自転車遊びはロードよりもシクロクロスの方が好きです♡
なんといっても森の中は舗装路ほど寒くないし(とくに下り),ひと気がなくなった冬の山道のしんとした
空気や淡い冬の光がさす森の木立の美しさは,夏のヒルクライムの面白さにひけをとりません。
ということで,この冬は『イーズカフェ・サイクリングクラブ』のメンバーをボクのホームグラウンドの
六甲山に案内することにしたのでした。
六甲山を登ったチームキャプテン。すごい!
いつもチームでCX車のツーリングをするときは,姫路の北の笠形山あたりに行くことが多いのですが,
たまにはボクの地元の六甲山にきてもらって,変化に富んだトレイルを案内しようとずっと思っていました。
今シーズンからチームキャプテンは関西シクロクロスに出店されることが多いので,レースのない日曜を
狙ってのライドです。
朝ふたりで落ち合って,二本松林道から再度山へのジープロードを登ります。
さすがの剛脚キャプテンも10〜15%の登りが続く道は,シングルスピードだとかなりこたえるようです。
ボクの方は前が46-36,後12-29なので,変速すると申し訳ない気がして,途中からボクも36-19にギアを
固定して登るのですが,めちゃキツい(翌日しっかり筋肉痛でした)。
再度山に登って,修法池まで出て,またトレイルに入ります。紅葉のピークの時期でハイカーの方も
多く,行き交うときはいったん止まって降車してあいさつ。さいわい六甲山系はまだ過剰にハイカーも
サイクリストも多いということはないので,おおむね笑顔のあいさつが返ってきます。
ところどころ秋の台風の爪痕が残っています。これは回復には時間がかかりそうだ。
いったん西六甲ドライブウェイに出たあとは,牧場の手前でまた谷に降りるトレイルに。
冬場はほとんど人影のない静かな谷はボクのお気に入りです。六甲山には有名なハイキングルートも
多く人が集まりますが,少しはずれると思いのほか人に出会わない道もけっこうあるのですね。
たぶん徒歩だと気温が低くつらさが増すルートも,自転車だとサクッと通過するので,意外に
「寒さ」が妨げにならないというのも,冬の山サイクリストがハイカーと共存しやすい理由かも
しれません。
摩耶山の掬星台(きくせいだい)まで出て,カフェでランチをとったあとは一気に西六甲ドライブウェイを
下って,鈴蘭台を抜けて,また下りのトレイルに入ります。
とても気持ちの良い林間の道ですが,日が傾く午後の時間ということもあって,ここもハイカーに出会うこと
なく下ってゆきます。
ただ,テンションが上がってヒャッハー!となったキャプテンは撮影用に止まってくれることなく
先に行ってしまうので,写真がありません。しゃあないなあ〜(笑)
神鉄の駅まで下ると今日のトレイルは終了です。いやあ,距離は短いけれど,よく登った〜!
(距離44km,獲得標高1,270m)。
シングルスピードで六甲山のトレイルを走破できるのか少し心配でしたが,剛脚キャプテンには
昼飯前くらいなハードルでしたね。
西六甲を堪能してもらったので,次は東六甲かな?
ところで,この冬はまた別の楽しみ方で山を走ってみようと思います。まだまだ六甲山系も走っていない
道も多いのですが,「遊び方」そのものを変えてみるのも良いかなと。
さっそく某店長さんに相談しなくっちゃ。
by pedalweb
| 2017-12-08 01:48
| ツーリング/ポタリング
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