おじいさんのヒザと山サイ

この週末はマウンテンバイクとシクロクロス車で六甲の山サイに。土曜日は近所の裏山,日曜日は西六甲へ。

土曜日はお昼前にまず整形外科へ。

実は室津へチームメンバーと初もうでサイクリングに出かけたときに左ヒザに痛みを感じ,そのあと
湿布などで薄らいだものの,なかなか取れないでいました。

さいわい,ボクはかなり以前に練習中の交通事故で左足の腓骨を骨折した以外は,スポーツバイクで
出やすい「腰が痛い」「ヒザが痛い」etc.といったトラブルに縁がなくすごしてきたのですが,今回は
はじめてヒザに痛みが。

ヒザはサイクリストにとっては,心肺とならぶ大事な駆動パーツですから,重症化する前に診て
いただくことに。

これまたさいわいなことに,知り合いのサイクリストの中には名医がいらっしゃるので(これまで
仲間も骨折やらでずいぶんお世話になってます),クルマにMTBを積みこんで(これは治療とは
関係ありません 笑)Y先生のところへ。



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*東六甲の中腹にあるホームコースで。<ストーリー>を感じさせる冬の午後の太陽の光って好きだなあ。




待合室にまでもれ聞こえるエネルギッシュで明快な先生の患者さんへの説明から,なぜこの医院を
訪れる人がひきも切らないのかよくわかります。

さて,ボクの番に。

外科で治療を受けるのはひさしぶり。Y先生に診ていただくのははじめてです。

入室すると,先生は鉄を加工した台座の上にブルックスのレザーサドルを載せた特注の,まるで
前衛美術品のようなイスに座っておられます。

隣の設備室?には先生の通勤バイクも(ディープリムホイールを履いたキャニオンのTTバイク)。

先生はいつもお会いするジャージ姿ではなくて診察着なのですが,なんとなく自分の体を診て
いただくというよりも,変速が不調になったマイバイクを腕利きメカニックにチェックして
いただく気分になる診察室です(笑)



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症状をお話しし,レントゲンも撮っていただいてから実に懇切丁寧に説明していただいた見立てを
ひとことで言うと...

 「加齢による衰え」

あぁ,来るものが来たか,という感じです。

ヒザって,大腿骨と脛骨という上下方向の2つの大黒柱をつなぐ体の中で一番大きなジャンクションな
わけですが,その間の緩衝材となっている軟骨(半月板)が加齢とともにすり減ってしまい,骨同士が
当たったりして痛みが出る症状だそうです(変形性ヒザ関節症?)。

いまの段階だと,手術の必要はなく,ヒアルロン酸の注射や湿布で炎症と痛みをおさえる対処療法を
続けるほかないのだとか。

あとは衰えを遅らせるために,関節を支える筋肉(大腿四頭筋など)を鍛えるのが効果的。

ただし,スクワットなど体重の負荷がヒザにかかる運動ではなく,水泳がベスト。

ふ〜む,自転車こいでばかりだとダメなのか...

まずはカッコいいスウィムウェアを探さなければ(爆)



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とりあえず今回は注射はナシで,成分の強力な湿布(ロコアテープ)をいただくことに。

もちろん自転車に乗ったあとのケアの方法もとても詳しく教えていただきました。

Y先生,ありがとうございました!



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医院をあとにして,そのままクルマでドライブウェイを上がって,さっそくMTBで脚の状態の
チェックに。

いまのところ,ずっとヒザに痛みがあるわけではなくて,平地でのスタート時の踏み込みや
登りでトルクをかけたときにだけ,左膝の外側がシミシミと痛む限定的なもの。

じっと座っているときや歩くときにはまったく痛みはなし。

そこで,平地/登り,軽い負荷/踏み込んだ状態,ギアの選択とケイデンス,シッティング/ダンシングetc.と
乗り方と痛みの相関関係を確認しておこうというわけです。

加齢にともなうカラダの変化で乗り方のレンジが狭くなるのは「自然の摂理」なので仕方のないこと。
乗り方や機材を変えることによって適応してゆく他ありません。



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およそ1時間あまり,舗装路(あちこちで凍結 汗)とシングルトラックのトレイル,さまざまな登りや
ダウンヒルをためすと...

わかったのは,痛みが出やすいのは,シッティングで重いギアを踏む場面,冷たい風がヒザに当たる場所
(森の中よりむしろ開けた舗装路)の2つだということ。

そっか,気温が低いときに,カラダ(とくにヒザ)が温まっていない状態で無理に重いギアを踏むのが
一番ダメなのか。

そういえば,元旦の朝に初日の出を見にヒルクライムしたときって,まさにそういう状況だった(汗)

逆に,脚を冷やさないウェアを心がけて,寒風が入らない森の中のシングルトラックを軽いめのギアで
走るのってイイかも?

あっ,それってまさに冬場はMTBで山サイしろってこと?

じゃあ,山サイ用のコーヒー煎れる道具も買わなくっちゃ(爆)




by pedalweb | 2018-01-15 12:19 | 暮らしの中のあれこれ | Comments(0)