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CXからMTBヘ 〜2つのハードル

先週末の日曜は午前中の仕事のあと,裏山(六甲山です)にある初めてのトレイルに入ってみました。

マウンテンバイクに乗りはじめたボクのようなビギナーにとって,山サイライフを楽しむハードルは少なく
ないのですが,大きくは2つあるように思います。


1)どこで乗ったらいいか情報がほとんどない。

MTBやCX車の経験者なら皆さん同意されると思うのですが,車種本来の楽しみ方をしようと思っても
なかなかピッタリの「道」がみつからない。

いわゆるシングルトラックのトレイル(四輪では入れない道)やジープロード,あるいは自転車の侵入が
禁止されていないハイキングコースなどが「オフサイやオフツー(オフロードサイクリング/ツーリング)」に
適した道ですが,登山地図に載っているコース以外にオモテだって「ここは楽しめるよ!」とわかりやすい
フラッグが立っているところはまずありません。

*CX車でのルート探しについてはかなり前に『シクロクロス車で行くツーリング』という記事を書いています。

山に入って楽しんでいるMTBバイカーはトラフィックの増加によるハイカーとのトラブルを避けるために
ローカルのルートはSNSなどで明かさないのが一種のオキテとなっていますし,ブログなどに書く場合も地名などは
伏字やイニシャルで表記するのがならわしのようです。

CXで遊ぶ場面以上にMTBの場合は,山道の走破性が高いため,よけいに情報は公開されません。

ボクの場合も,よく知られたトレイルやハイカーとの遭遇がほとんどない道以外は(とくに「先輩たち」から
教えてもらった道は)このブログでもぼかした書き方をすることにしています。



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*日曜日にはじめて走った東六甲のトレイルで。ボクの技術だと乗車率は60パーセントくらい。



この「ハードル」に関しては,積極的にバイカーつながりを広げて情報を教えてもらうか自分で地図と
にらめっこして実走して知識の引き出しを増やしてゆくしかないのですね。

発想を逆転すれば,そうやって情報の扉をこじあけてゆくプロセス自体も趣味の中では楽しみの
ステップとなるでしょうし,「先輩たち」からマナーやテクニックを学ぶチャンスにもつながるわけです。

MTB遊びって,ロードバイクほどは「上げ膳すえ膳」で楽しませてもらえる環境が(日本には)ないので,
そこをどう「楽しい」要素としてとらえるかが長く遊べるヒケツなのでしょう。



CXからMTBヘ 〜2つのハードル_e0165831_14023034.jpg
*ボクのように「枯れかけのサイクリスト」の場合,人も自転車もこない静かな山道そのものを楽しめる
 部分もMTBライドの大きな魅力。スピード遅くても,歩きとくらべると行動範囲が格段に広いのが強み。



2)どうやってテクニックを磨くか。

日曜に入ったトレイルでも痛感したのですが,ロードバイクはもとよりシクロクロス車とくらべても,MTBに
乗るときの身体の使い方やテクニックはまったく違うカテゴリーの部分が大きいです。

ひとことで言うと,とまどいの多くは,ロードやCXより車重の扱いがずっとシビアだということ。
MTBの場合は「下りの重心のコントロール命!」なのですね。

ボクの場合,CX車でのオフロード走行は7年ほどの経験があるのですが,それでも荷重や抜重,重心の移動などの
MTBライドに必須のキホンのテクニックがほとんどありません。

そのため,だいたい毎回山に入るたびに一度は前転したり,斜めにコケたり,何か失敗がおきます。
さいわいビビリが功を奏して速度域がものすごく低いのでスリ傷や打ち身ですんでいる。

あっ,前輪のリムを曲げたし,こないだは脇の岩でディレーラーのケーブルを破いたなあ...(汗)

いろいろネットや雑誌を参考に乗り方のベンキョーをしながら,少しずつ乗車率をあげているわけですが,
チャンスがあればライドレッスンは受けてみたい。

やはり前には乗ったまま下りることができなかったセクションをうまく乗車でゆけると気持ちイイですから。
ゆけたぜベイビー!みたいな気分(笑)



ということで,まだよちよち歩きのMTBライフを楽しみはじめたばかり。2つのハードルをどう乗り越えて
ゆけるか楽しみです。

今週末はまた仲間たちとCX車で山サイですが,買ったばかりのコーヒー道具持って行きます。
お天気だとイイなあ。




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by pedalweb | 2018-02-22 14:24 | MTBライド | Comments(0)