『フレンチ・ヴィンテージライフ』〜自転車と列車とショップと

この週末は土日ともに仕事が入っていて,ゆっくり走る時間もないのですが,素敵な本を見つけました。

クルマ好きにはおなじみの雑誌『ティーポ』や『カーマガジン』で知られる出版社「ネコパブリッシング」の
ムック『フレンチ・ヴィンテージライフ』です。

書店でアルピーヌA110の写真を使った美しい水色の表紙のムックが目にとまり,手にとってみると,とても楽しい
内容で思わずレジに。

四輪だけじゃなく,自転車,モト,時計,靴etc.と,フランスのヴィンテージ品やショップ情報がいっぱい。

ボクは四輪に関してはどちらかというとイタリア車ファンですが,この雑誌には自転車とセットでカーライフを
楽しむフランス的なスタイルの写真もあって,見ているだけでウキウキしてきます。



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この夏はひさしぶりにヨーロッパへ行ってみようと思うのですが,この雑誌には今まで知らなかったパリの
ヴィンテージ系の自転車ショップなども載っているのでガイドブックとしても重宝します。

あいにく自転車を持って行って走る旅ではないので,訪れる街で遊ぶ情報を少しずつ集めているところでした。

ボクが自転車趣味の世界に入った頃(もう半世紀近く前のことです),実車はおろか写真さえなかなかお目にかから
なかった憧れの工房『アレックスサンジェ』の写真などただもう懐かしいばかり!



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こうした老舗ブランドの他にも最近できたヴィンテージ系ショップの情報が載っているのもうれしいなあ。

パリは行くたびに新しいスポットやショップが増えて,以前の情報がすぐに役に立たなくなる街ですが,
いっときどんどん数を減らしていた昔ながらの自転車ショップに代わって,新旧両方の自転車を扱う店が
できてきているようです。ぜひのぞいてみたい店ができたのは幸運としか言いようがありません。



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ボクもそろそろ赤いジレを着る年令に近づいてきて,ヴィンテージニンゲンになりつつあるのですが(苦笑)
体力の衰えとともに自転車ライフのスタイルも変えてゆかざるをえなくなるでしょう。

その際に,<海外の旅><ツーリング><鑑賞>を一度にリーズナブルに楽しむ手段として,こうした,土地に根づき
ちゃんと「文化」の一部となっているヴィンテージな遊び道具の見て歩き(ときには購入も)って,とても大きな
可能性を見せてくれそうです。

体力がなくなってゆき,時間だけはたっぷり出来てくる,これからのシニアライフで,少し貯金して
知恵と工夫さえあれば,国境の向こうに(もちろんこちら側にも)未踏の広大な遊び場があるなんて
素晴らしくないですか?(笑)



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そうそう,ひさしぶりに列車での移動の手配をしていて(今回はアムステルダム〜パリを『タリス』で移動)
列車への自転車持ち込みについていくつか発見がありました。

ヨーロッパの鉄道の場合,ローカル線だと基本的に自転車をそのまま分解せずに持ち込めるのですが
(とくに車体に自転車マークが描かれている列車),国境を越えて高速で走る『タリス』のような特急列車の
場合,車載スペースを見かけたことがないのでどうするんだろう?と興味がわきました。

調べてみると,列車の予約時に(高速列車は全席指定)自転車の持ち込みも申請するのですね。




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折りたたみ自転車や組み立て前のものは「手荷物」扱いで無料。

ロードバイクなどは事前に申し込んでおき「有料(1台10ユーロ)」で下のような状態で空きスペースに置ける
ようです。



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列車ダイヤにも自転車用スペースがある列車は自転車マークがついています。

かねがね公共交通機関に関しての自転車フレンドリーさという面で,ヨーロッパが日本よりずっと先を行っているのは
知っていましたが,ますますシステムの点で差がついているようです。

いつか自分のお気に入りの自転車を携えてゆき,列車も乗り継ぎながら,現地のイベントに参加できたりしたら最高だなあ!




by pedalweb | 2018-06-24 14:58 | 暮らしの中のあれこれ | Comments(0)