Sivesive2000途中経過と「習慣化」の話
2019年 01月 25日
この週末は雪がちな天気になる予報がでていますね。積もらない地方でも朝方の路面凍結にご注意を!
さてボクの「冬の自転車」ですが,4月開催の『伊吹山ドライブウェイヒルクライム』を目標に自転車再開しますと
1月7日に書きました。
それからきのうまで18日間のあいだに10回走りました。遊びのオフロード走はまったくなしでコツコツオンロード走。
いつもなら避けて通らない幹線道路もメッチャ走ってます(笑)
走行距離は815km。獲得標高は11,710m。走行時間は30時間47分。
この週末の2日の見込み分(120km,1,500m,6時間ほど)を足すと,3週間の平均が,311.7km,4,403m,
12時間となります。
「1週間で距離250〜300km,獲得標高4,000〜5,000m,乗車時間15〜20時間」を目標としているので,
悪くない数字です(笑)
晴天率も高くて明るい気分に。地味なソロの練習のオアシススポット。
自転車に乗れる時間は仕事の繁閑に左右されるだけじゃなく(ボクはまったくローラー練習やらない
ので)お天道様しだいで出られない日もあります。
あっ,それに走りだしたくても疲れが抜けずに(なんせ60年ものの旧式のボディなので)やむなく
オフトン峠をこえられずに沈没することも(笑)
そういう意味では,かなり継続するのにハードルが高い面も。
ただ,昔から言うように「3日・3週間・3年」なんですよね。
やる気や乗る気がおこらなくても,とりあえず「3日」は練習に出続ける。
→すると練習に出るのに気分の抵抗がなくなり,着て出るウェアや自転車の装備や走るルートなどの
「環境」になじんできて,いちいち準備に気とアタマを使わなくてすむようになる。そのことで
次の回へのハードルが低くなる。
目に見えて進歩しなくても,とりあえず「3週間」は走り続ける。
→すると 頭と体が練習の強度に慣れてきて,同じことが少ない努力でできるようになり,
頭の中でだけ描いていた目標が体で実感と計算ができるようになる。そして,その実感と
計算がよりリアルな次の練習計画にとり組む「土台」になる。
練習で走るときはこういうところばかり(笑)ウチから70kmの『がいな製麺所』(加西市)で。
趣味でも実益の活動でも,出来不出来のアップダウンやまわりの環境の変化(仕事,人間関係など)に
関係なく,とりあえず「3年」続ける。
→すると,やめたとしても自分の一部になり,ずっとあとまで残る貯金になる。いっときだけの
マイブームや一夜漬けの勉強とちがって,あとあとまで自分の人生を豊かにしてくれる「資産」や
「教養」になる。
残念なことに,自転車趣味の場合もいっときすごくのめり込んでアクティブだったのに,あるときに
パタッとやめてしまって,タンスの肥やし...いや,物置きのオブジェになってしまった知り合いが
何人もいます。
たかが趣味なので,続ける/やめるは本人の自由なのですが,せめて3年は続ければあとに残るものが
あるのにもったいないなあと思うことがよくあります。
というようなことをぼんやり考えながら,もう少し「土台」づくりのためにボクは冬に走ります
(仕事の関係で1〜3月にしかたくさん走れないこともあるのですが)。
最初は自転車乗りとしては「短距離」のカテゴリーに入る60km,80kmでもへろへろになって帰ってきて
いたのが,少しずつ「土台」が広がってきて,やっと100kmをコンスタントなペースで走れるように。
と言っても,あいかわらずメッチャ遅いんですが...(笑)
きっともっと運動神経のいい人なら多少手をぬいても高いレベルにまでカンタンに届くのでしょう。
でもボクのような運動音痴でボディも旧式だと,カメのようにコツコツ走るしかありません。
唯一の武器は「習慣化」なのですね。
冬の風の中をイチローの言葉を励みにまたコツコツ走ります。
「小さいことを重ねることが,とんでもないところに行くただひとつの道」
イチロー
by pedalweb
| 2019-01-25 18:59
| 練習ライド
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