有田(ありだ)ライド 〜和歌山の北のあたり探検 part1
2019年 05月 13日
先々週末,ゴールデンウィークも終盤の日曜の話です。ボクは連休関係なしでしたけど(笑)
サイクリングへ。
行き先は以前から一度行ってみたかった和歌山県北部の有田川流域です。
自転車系の雑誌やウェブサイトではちょくちょくとりあげられている景勝地とグルメスポットめぐり。
*今回はとくにこの2つの記事を参考にしました→ cyclist.sanspo.com ,FRAME
もともとはfacebookで『サイクルセンターサンワ』つながりのお二人がライドに行くやりとりをされているところに
ボクがいっちょかみしてワガママ言って,行き先を南大阪から和歌山北部にしてもらった企画なので,仕事のあいまに
せっせと情報を集めてルートづくりをしたのでした。
メンバーは,いつも遊んでもらっているオぺラさんともうひとりエディさん(愛車の1台「エディ・メルクス」由来の
ハンドル名)。エディさんはオペラさんと同い年で,ふたりとも自転車遊び歴40年という筋金入りのサイクリスト。
しかもすごいことに,エディさんは40才でホビーの『サンワRT』チームから実業団チーム『MUUR ZERO』に
移籍して,いまもバリバリのレーサーとして活動中の猛者(もさ)。
ボクがひくお遊びルートだとエディさんの練習にはならないので,ちょっとスミマセンと心配しつつのスタートです(汗)
ゴールデンウィークも後半の日曜の朝9時に和歌山市の東にある『四季の郷公園』に集合。
オペラさんと西宮から高速の湾岸線〜阪和道と乗り継いで1時間半ほど。エディさんとはひさしぶりの再会です。
う〜ん,5年ぶりくらいにお会いするエディさんはカジュアルなボクらとちがって,ばっちりチームジャージを
着込んで,いわば正装でのスタート。
そう言えば,前回富士山のふもとで一緒に走ったときに彼の口から名言が出たっけ。「チームはひとつ,ジャージは
一着」だっけ?つまり,ロードレーサーたるもの,つねにそのときに所属するチームジャージを身にまとって
走るもの...。
いかにも実業団レーサーらしい発想で,へらへら走っているボクとはまったくちがう世界があるんだ!と感心した
ものでした。
もちろんエディさんは優しい人格者なので,ボクらを引き回しの刑に処してチギったりはしないはずですが,
ボクは万一途中でバックアタックをかけるときに備えて,「言い訳用」のデジイチを背中にかついでスタート(苦笑)
まずは海南市ののどかな田園地帯を南下して,千葉山に北側からアプローチ。今回のルートでは最高地点がせいぜい
標高620mほど。距離100kmあまり,獲得標高は2,000mまでのはずで,途中ムリにペースを上げなければ
最近あまり乗れていないボクでもそんなにタレずにまわれるはず,たぶん(汗)
登りはじめると,段々畑がひろがるイイ感じの景色が見えてきます。
ところがゴルフ場をかすめてr18からはずれたあたりからボクのガイドミスでr159(海南吉備線)の山道に
迷いこんでしまう。目標の方向からそれて,大きく北側にまわりこむ谷の北の迂回路に入ってしまったのですね。
けっきょく,10kmほどまわり道して,一度谷をくだったあとまた登るハメになって,250mほどよけいに
登りを盛ってしまった。すみません!(滝汗)
でも,この道迷いで入りこんだ下津町の山の集落の景色に出会ったのは収穫でした。徳島の山あいに似たすごい景色!
ミカン畑が山肌をはい上る間に,家々が身を寄せあうように立ち並ぶ珍しい光景です。
このあたりはまたいつか探検して,もっとフォトジェニックな場所を見つけたいなあ。
小一時間ほどさ迷って大まわりしたあと,ようやく千葉山ごしに有田川を見下ろす場所に出ます。ここからはいっきに
九十九折れのダウンヒル。お二人に先行してもらってカメラを構えるのですが,いかんせん広角レンズのカメラでは
ライダーは豆粒のようにしか写らない。
でもスケール感はわかりますね。これまでメディアで見ていた以上の規模で,標高がそれほど高くないわりには
「和歌山のラルプ・デュエズ」と名乗ってもおかしくはない長いダウンヒル。
本場のラルプ・デュエズとちがって,有田川沿いの平野がふもとに広がっているので,高度感も十分に味わえる。
これはわざわざ来るねうちがあるなあ!もっと海南の海側から川沿いにまわりんで,登りながら景色を堪能するのも
楽しそう。そのあとにあのミカン畑の集落にあがるのも面白いかも...。次に訪れるときのルートがちょっと描けたかも。
千葉山から爽快なダウンヒルを楽しんだあとは,有田川のほとりのカフェ『ゴールデンリバー』へ。
現地に行くまでボクはここがビールの醸造がウリのお店だと思っていたのですが,かんちがいでした(汗)
国内外のクラフトビールをセレクトして飲ませるお店で,ビール以外にはバーガーやホットドッグがメインの
軽食も楽しめる趣向。
千葉山で迷ったせいで予定より1時間ほど遅れて正午前に到着すると,もう駐車場はほぼ満杯。店内を見ると
思ったより若い客層で,どうやら和歌山の地元カップルなんかのデートスポットとして人気のよう。
運よく予約なしの最後の空きテーブルに座れて,バーガーランチ。自転車なのでビールが飲めないのが残念!
どうやら過疎化する地元の町おこし的な意味も兼ねて若い人たちがガンバっている様子。ロケーションも
インスタ映えも良いので,これでランチのレベルがもう少し上がってビールを醸造すれば...(笑)
自転車で行ってバランスよく楽しめるランチのお店探しってなかなか難しいですね。
(続 く)
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オペラ
at 2019-05-13 23:55
x
無理やり引きずり込んでおいて、すべてお任せしてしまい申し訳ないと思いながら…楽しいライドでした。
前半の無理(していないつもり)がたたったのか、後半はへろへろでご迷惑をおかけしました。
1枚目の写真。いい感じで、うねうね感出てます。
5枚目の写真。ちゃんと乗ってる人と、タラタラ乗ってる人の背中は、やっぱり違いますね。
前半の無理(していないつもり)がたたったのか、後半はへろへろでご迷惑をおかけしました。
1枚目の写真。いい感じで、うねうね感出てます。
5枚目の写真。ちゃんと乗ってる人と、タラタラ乗ってる人の背中は、やっぱり違いますね。
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ペダル
at 2019-05-14 20:36
x
オペラさん,こちらこそ毎度おつあいありがとうございました!
道迷いで登りも盛ってしまい,申し訳なかったですが,おかげであちら方面の地形もわかって他の人をガイドするときの知恵がつきました(汗)
次のpart2の記事でエディさんの走り方のことも書くつもりですが,ボクは走り方でイイ刺激うけました。今後のヒントが!
現役レーサーとツーリストでは走りがちがうのは仕方ないですよね。今後もツーリング派として遊びの幅を広げる方向につきすすみますので,よろしくおつきあいお願いします(笑)
道迷いで登りも盛ってしまい,申し訳なかったですが,おかげであちら方面の地形もわかって他の人をガイドするときの知恵がつきました(汗)
次のpart2の記事でエディさんの走り方のことも書くつもりですが,ボクは走り方でイイ刺激うけました。今後のヒントが!
現役レーサーとツーリストでは走りがちがうのは仕方ないですよね。今後もツーリング派として遊びの幅を広げる方向につきすすみますので,よろしくおつきあいお願いします(笑)
by pedalweb
| 2019-05-13 20:54
| ツーリング/ポタリング
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Comments(2)